2017年12月13日水曜日

2in1 エアーネイラー / エアーステープラー使いこなし

使いこなしってほどのことではないのですが。

アネスト岩田の、2in1 エアーネイラー / エアーステープラー CHX10499XX


使える足長は短めではあるが、フィニッシュネイル、W4㎜ステイプル、それと、仕様を見ると、ピンネイル(頭およびピンの経が0.6mm)もいけるっぽい。
打ち込み深さ調整ダイヤルもついてる。

もしちゃんと使えるなら、これは持っているに損はない。

私も、こんなものを買ってきて使ってみた。

で、結論から言うと、評価は△。

ステイプル:ちゃんと使えそう。

フィニッシュ:OK。

ピンネイル:かなりNGに近い。

何がダメかって、

1)2本出てくることが多い。割合としては50%ぐらいかも。
こんな感じになる。光の加減で分かりづらいが。



2)1回打つ度に、マガジン内でピンの位置がずれるので、毎回マガジンを開けて正しい位置に直してあげないと、深さが足りなかったり2本出たりという、いわゆる打ち損じが連続する。
正しい位置

打ち終わると、ピンが斜めになっているのが分かるかな?


3)もう1点、これはどんな針を使っても起こる問題、というか、特徴、というか、なのだけれど。凹み跡が、幅が6㎜程度と広いため、綺麗に仕上がらない。
ちなみに、この写真、ピンネイルを打って、正しく打ち込まれた状態の写真。

ね、無駄に幅広の跡が付くでしょ?
ピンネイルって、ピンを目立たなくするために使うというのに、これじゃあ・・・。

水引きしてアイロンで戻せば、まあマシになるかも知れないが、全てのピンに対してそんな手間をかけるのかというと、やらんでしょう。


で、対策はどうするか。

1への対策)結論からいうと、2本出てきちゃうのは、直せません。次の2)を対策すれば少しは改善する(ような気がする)。

2への対策)マガジン内に、フィニッシュネイルを5本ぐらい一緒に入れて抑えとして使う。こうすると、打つ度に位置が斜めになったりする確率がグンと減ります。

3への対策)んー、やっぱりピン専用のツールを使わないとダメでしょうね。でもそう言っちゃうと身も蓋も無いのでいろいろ試しました。
ということで、少しだけ斜めに打つようにすれば、角の部分しか跡が付かなくなるので、かなり改善しますよ。

以上です!

以下、おまけ。


こいつが近くのホームセンターに置いてあったので作りを見てみたら、反動で位置がずれるのを防ぐためのガイドがマガジン内にちゃんとついていました。

さて、これからどうしよっかなー。ピンネイルって使いでがあるから、専用機が欲しいなー。で、本機種は、フィニッシュと4㎜ステイプル専用として使うか~(^_^)。


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